【コードギアス復活のルルーシュ】アニメ後の物語が秀逸過ぎる
【コードギアス復活のルルーシュ】とは、2006年に放送された[コードギアス反逆のルルーシュ]の続編であり、ルルーシュがゼロレクイエムによって世界に平和をもたらした後の物語だ。
↓ルルーシュはゼロレクイエムで自ら死を選んだ
コードギアス反逆のルルーシュ(※以下 反逆のルルーシュと表記)の最終回が終わったのが2008年で
コードギアス復活のルルーシュ(※以下 復活のルルーシュと表記)の映画が公開されたのが2019年なので、約11年ぶりの新作となる。
今作は反逆のルルーシュの続編という位置付けでありながら、アニメ版とは少し違う要素がある。
それはアニメ版でロロに殺されてしまったシャーリーが、コードギアス反逆のルルーシュⅢ皇道では殺されなかった為、ルルーシュ皇道の続編にあたる今作では生きていることになっている。
だけど、シャーリーが本編に直接関わって来ることはないので、アニメ版だけしか観たことない人でも復活のルルーシュをしっかりと楽しむことが出来る。
それではこの映画の魅力について語っていきたい。
まず、初めに復活のルルーシュの予告pvを観た時に僕は「ルルーシュが復活なんて出来るわけないじゃん」「ご都合主義なコードギアスなんて見たくないぞ!」とこの映画に否定的でした。
それは反逆のルルーシュの最終回を観た後なら誰でも思うことなんじゃあないだろうか。
↓余談だがこのシーンでナナリー役の名塚佳織さんは、本番にも関わらずショックでガチ泣きして演技していたそう
名塚佳織さん本人のブログコードギアス最終回 : 名塚佳織公式ブログ~かもさんのらくがき帳~より
あんなに感動出来る最終回を見せつけられた後に、適当に書いたシナリオで上書きされても誰も納得しない。
それどころか映画館に出向いたファン達が怒り出し、炎上でもしようものなら余計にコードギアスという作品に傷が付いてしまう。
「臭いものには蓋をしろという言葉がある」
だから、僕は予告pvを見てからはそれっきり復活のルルーシュの存在を忘れてしまっていた。
だけど最近になって復活のルルーシュがAmazonプライムで配信されているのを見つけて、
「そういやこんな映画あったな」「寒いしこたつにでも入りながらぼーっと観てみよ」
と軽い気持ちで視聴してみることにした。
今思えばあの時の僕のアホズラを殴ってやりたい。
反逆のルルーシュの続きなのにも関わらず、違和感の無い展開で繰り広げられる敵との鬩ぎ合い!相変わらず高レベルなルルーシュの頭脳戦!
ゲオで借りてきたDVDで、
夜遅くまでぶっ通しで観ていたコードギアスが記憶の中で蘇って来る!
そして何よりルルーシュの心に若干の変化が現れ、周りがルルーシュに向ける目も前とは少し違ったものになっていた。
気付けば僕はこたつから這い上がり、ルルーシュやスザク達を必死に応援していた📣
終始先の読めない最高のシナリオだから、途中で飽きることも無く、中途半端な終わり方にもならなかった。
エンディングは少し切なかったけど、
これがコードギアスの最後なんだと納得出来る良い終わり方だったように思う。
そしてなにより、
自分の中で完結してしまったと思い込んでいたコードギアスを、こんな形で再び観ることが出来たのは
制作陣様のおかげです!
ありがとうございました!
アニメや映画でコードギアス反逆のルルーシュ
は観たけど、復活のルルーシュは見た事無かったなという人は是非【コードギアス復活のルルーシュ】でゼロレクイエムの行く末を見届けて欲しい。